さやぺ

フランケンウィニーのさやぺのレビュー・感想・評価

フランケンウィニー(2012年製作の映画)
3.6
絶妙な切なさと暖かさがある。
音響がいい効果をだしているよなぁ……
子どもならではの世界観というか、無邪気さとかがちりばめられてるかんじ。
子どもの世界は「死んだ犬が生き返った」ことより「化学展で優勝できない」ことのほうが重要なんだなあ、とか(笑
ヴィクターの純粋な想いとスパーキーとの友情が作品をなりたたせている。
お父さんお母さんもこどもの世界を理解しようとしているひとだなあ。
ジグルスキ先生は最初はぎょっとしたけど、一番子どもの世界に近い大人かもしれない。
死生観とか、いろいろおもうところある映画。だからこその切なさとか、投げ掛ける問いやメッセージがあるように、思える。子どもの世界っていうのがけっこうキーなのかもしれない。

本当に生きているかのようなストップモーション・アニメ、
ちょっと不気味なキャラクターたちも、見ている間に愛らしくなってくるから不思議。
2016/2/11 dvd
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