ササキ

ドライヴのササキのレビュー・感想・評価

ドライヴ(2011年製作の映画)
4.1
敵の男と居合わせてしまった状況でライアン・ゴズリングが幼い人妻のキャリー・マリガンに恋の世界を残していこうとするエレベーターの場面の音響処理、照明、カメラが素晴らしい。その後のバイオレンスな世界との緩急。マスクを被ってから、浜辺で決着をつけるまでのシークェンスもすごい。最後は意見や願望が別れると思うが、彼女のもとには戻らなかったんじゃないかな。あの寡黙なドライバーの視界が少し滲んでいたから。

なにかと口元をさわるキャリー・マリガンも気になった。

音楽はクリフ・マルティネス。
ササキ

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