このレビューはネタバレを含みます
主人公は結婚を誓った彼女がいるが親友の妻と関係を持ったり、その親友はギャンブルで自分の顧客の金を溶かして挙句殺人までしでかすしで西部劇なのに話の展開が超ノワール!なのだがインディアンの襲撃によってそれらが収まるところに収まってしまうという、変な後味の映画。
新婚夫婦が建てたばかりの新築の家に浮かぶ焚き火の明かりとか、悪漢がインディアンに追いつめられた場所に咲いてる毒々しい赤い花とか、ジャック・ターナーのカラー映画は初めて観たけど画面内の【赤】がすごく印象的に撮られてた。