IkaiKouichi

生きてこそのIkaiKouichiのレビュー・感想・評価

生きてこそ(1993年製作の映画)
2.9
うん。まあいい。けど全体的に緊迫感がない。墜落した後の雰囲気とかあんな感じかなあ、もっと悪夢の様な状況だと思いますが。だってみんな知り合いで一気にその友達や家族が死んだわけで、もっと混沌とした状況だったのではないのかなと思ってしまいました。
あとあそこでどう暮らしたのか、をもっとみたかった。おしっことかうんちは?昼間何をやってるの?あれだけの日数を暮らしていれば娯楽や新たな友情とかもあっただろうと感じます。
イーサン・ホークがガッツリ出てくるまでは面白くないです。
神を見たってどういうことなんだろう。山の神。それを絵的に表現しきれていない気がします。あれだけ極限の状況に置かれた人はたしかに神の存在を感じるのかもしれない。そこは疑いませんが、この生きてこそが映画としてそれを表現できていたかといえば、全然できていないと思います。ただ山を撮っているだけ。に感じます。