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東京暮色のGONのレビュー・感想・評価

東京暮色(1957年製作の映画)
4.2
え・・・重ッ・・・

なにコレ・・・暗ッ・・・

思い描いてた小津映画じゃない!!

救いがない!!

見てらんない!悲し過ぎる!
原節子が一番可哀想だわ。父親と妹に挟まれるわ、夫と不仲だわ、そんであの結末だわでほぼ救いが無い。節子が有馬稲子に対してかける声が毎回悲痛すぎてツラい…
そんで笠智衆も大概。男手ひとつで娘二人を愛情込めて育てたにも関わらず、娘らの個人問題では除け者にされ続けてんのがね… 本当はただただ善い父親なのに… 東京物語や晩春の時よりも悲壮感が強いラストの笠智衆に重い涙がジワジワきた。
映像も普段の小津映画より影が増えてかなり暗くなってるんだけど、音楽だけは何故か常時軽快。原節子がマスク着けてるだけで異様な雰囲気漂うの凄いわ。
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