トノモトショウ

黒い家のトノモトショウのレビュー・感想・評価

黒い家(1999年製作の映画)
3.0
内野聖陽や西村雅彦の過剰な演技がサスペンスの文法に合わず、コメディなのかスリラーなのか曖昧なまま物語は進む。だが、大竹しのぶのサイコパスぶりが一気に噴出してからは、それまでの流れと相反する恐怖が押し寄せてくる。効果音や画面構成は一貫して不穏さを示していて良い。