ふみを

この子の七つのお祝にのふみをのレビュー・感想・評価

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)
3.6
「ハリウッドにセブンがあるなら、邦画にはこの映画がある」というべき、邦画サイコサスペンスの金字塔だと私は思っています。

超絶名演による「おかぁーさーん!」や「わたし、しってるのよ」など、呪怨の布団に匹敵する数々の鳥肌シーンに加え、
話そのものの素晴らしいえげつなさ感も含め、隙のないサイコサスペンスに仕上がっていると思います。

それ以外にも、
大変お綺麗だけども、いくらなんでも年齢的に無理があるのが、もはや何か一巡して、いっそご褒美的である、岩下志麻様のセーラー服姿とか、
一日80本のヘビースモーカーの体から、温かいミルクの良い匂いするという、犬並みの嗅覚の岩下志麻様とか、
その他、色々細かなツッコミどころが多数あるのも含めて、やはり好きな作品です。
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