ユーザー0012

大学は出たけれどのユーザー0012のレビュー・感想・評価

大学は出たけれど(1929年製作の映画)
3.0
小津安二郎監督の初期サイレント作品。

不況のため、大学を出たものの就職先が見つからない男の話。

戦後の小津調な作品とは異なる社会風刺コメディで、初期の小津監督はこういう作品撮っていたんだ、と驚く。

"サンデー毎日"のシーンは、なかなか笑える。

元々は70分の尺だったけれど、現存するのは10分程の断片フィルムのみ、とのこと。