daiten

復讐するは我にありのdaitenのレビュー・感想・評価

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)
-
ちど殺したら、殺し続けるしかない。でも本当に殺したい人は殺せない。信仰という桎梏、父との確執、女への飢え。死への逃避行は過去と絡み合い、恐ろしい緊張を強いる。無辜の命を奪い自滅する男が、わずかに見せるやさしさ。どうしようもない絶望を感じた。今村昌平『復讐するは我にあり』(1979)
daiten

daiten