ストーリーはかなり単調でしたがある種下品なエネルギーに満ち溢れており、殺害シーンや遺体がどれも生々しい。
特に雑司ヶ谷のアパートでクローゼットの中が見えるところ、最悪で最高。
そしてラストのダイナ…
連続殺人犯の犯行の軌跡を描く。
オープニングの音楽がださくてかっこいい。いいオープニングの映画は、たいてい面白い。
脂ぎった顔の役者がとにかく輝いていた。
主演の緒形拳はもちろん、殿山泰司の殺され…
主人公である榎津巌が詐欺をはたらき殺人を犯す様を描く。その犯行の背景や動機が描かれないが、榎津の冷酷な犯罪に見入ってしまった。三國連太郎と倍賞美津子の演技よりも、榎津に惚れ込み、自宅に匿ったのに榎津…
>>続きを読む狙ってそうしているのだろうけど、あまりにも淡々としすぎていて、主人公のことが何も理解できなかった。というか、理解できるような人間ではなかった。まるで空っぽ。「死」という概念が、ただ人の姿を借りて存在…
>>続きを読むキャストの豪華さよ
ロケの昭和の風情よ
緒形拳、「鬼畜」ではクズだったけど、こちらでは真の鬼畜
そして父親役の三國連太郎は「飢餓海峡」の逃亡犯だったが三國が演じると陰を背負った犯人になるのと対照的…
5人を殺害して日本全国で逃亡生活を送った末に逮捕され、死刑に処せられた実在の連続殺人犯、西口彰の犯罪にまみれた人生をモデルにした原作小説を今村昌平監督が映画化した犯罪ドラマ作品です。淡々と巧みに人を…
>>続きを読むタイトルと内容がチグハグのように感じられて、その意味をずっと考えている。これは色んなことを考えなくてはならない作品でしたね。殺人とは生々しく、日常に紛れ込んでいるものである。
巌、自分にとって少しで…
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