【2003年韓国美少女ホラー③】
【ジャケ裏のあらすじ】(吹替あり)
ソヒとジンソンはバレエ部の親友同士。でも、美しいソヒはいつもプリマドンナまで、ジンソンは2番目だった。ジンソンはソヒがバレエコンクールに出場が決まったのを知り、憑かれたように学校の寄宿舎裏にある階段に行く。その階段には狐の霊が棲みついて、願いを込めて昇ると望みを叶えてくれるという伝説があった。「狐よ狐、私をコンクールに出場させて」しかしジンソンは願いが叶う代わりに、狐が呪いをもたらすことを知らなかった…。
【感想】
韓国の都市伝説的なものを扱った作品なのだろうか？狐に願いをかけるが、狐は一切出てこないし、願いが叶う由来も語られない。
天真爛漫なソヒと地味なジンソン。
ジンソンはソヒに対する僻みから、ソヒを無視するようになり、それが原因でソヒは足を怪我して再起不能に。晴れて一位の座を奪い取ったジンソン。全く共感出来ませんww
実はこの映画、ホラーのように見せかけて、サスペンスとも取れる内容になっています。へジュが痩せたのは、拒食症(大食いしてもそれを全部吐いている)が原因だし、ジンソンがオーディションに出場出来たのも、自分がソヒを突き落としたからであって、超常現象が起きて願いが叶った訳ではない。その後の心霊現象も幻覚と取れる描写があるので、一切、ホラー的な現象は起きてないとも言えます。
結局、オバケより怖いのは人間なのです。
ソヒが、かわいそうでした。
古臭い感じの映像と、深々とした雰囲気が合っていて良かったです。不思議な美しさというか。韓国ホラーのこの雰囲気は本当に良いですね。
