弓

ピーター・パンの弓のレビュー・感想・評価

ピーター・パン(2003年製作の映画)
3.8


子どもはみんな成長するもの。
ただ一人を除いて。
彼はたくさんの喜びを知っているけど
ひとつの喜びだけは知らない。
ラストのこのナレーションが心に染みた。
ピーターパンの寂しげな顔が印象的だった。
アニメでは味わえなかった感傷に浸れて良かった。

キャストが皆魅力的。
ピーターパンもウェンディもジョンもマイクもイメージ通り。
ピーターパンはまさに永遠の少年にピッタリだったし、ウェンディは大人の階段を上る直前の少女という感じがしてよかった。
犬のナナも名演技。
「おまえは乳母じゃない!ただの犬だ!」と叱られたときの表情。可哀想で可笑しかった。
ただティンカーベルはなんだかなあ…
残念ながらオバサンぽかった。
特典メニューのもうひとつのエンディングも見たけど本編のエンディングの方がやっぱり良いと思いました。
弓