さしすせ

星空のさしすせのネタバレレビュー・内容・結末

星空(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

自己防衛のために空想世界に逃げ込む少女 シンメイと、自己防衛のために周囲と壁を作る少年 ユージエの、「青春」のひとつ前の物語。

作中のキーワードでもあった、フィンセント・ファン・ゴッホの絵画の題、「星月夜」かとばかり思っていたが、"星空"と字幕が出ていて気になった。

1ピース足りないジグソーパズルが、子どもでもなく大人でもない「13歳」の2人の抱くもどかしさを視覚的に示している。
星を見失っても、日々は流れ、人生は続く。
良し悪しではなく、そのことを事実として淡々とファンタジー要素を持って描かれていたのが印象的。
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