まいこー先生

ミザリーのまいこー先生のレビュー・感想・評価

ミザリー(1990年製作の映画)
4.3
これが厄介オタクの最終進化系か...笑笑

ずっと気になってたけど、やっと観れた!
ゴッドファーザーにも出演しているジェームズカーンはもちろんいいんだけど、それよりもアニー役のキャシー・ベイツが怖い!!
実際、情緒不安定の癇癪持ちでサイコパス気質な人がいるとするとこういう人なんだろうな。直前まで笑っていたのに急に爆発するから、爆発するに至る予兆を感じさせない恐怖の演技だった。
そして、物語が進むにつれて少しずつヤバさが垣間見えていく絶妙なラインで演技しててやっぱ俳優ってすごいなと改めて思えました。

サイコ映画としても最高だったし、脱出物としてもすごく面白い映画だった。
ポールが小説家だから、鍵をヘア留めで開けるところとか小説からアイデアを持ってきてるの面白かった。
てか、この映画のジェームズカーンほとんど2足で歩いてるシーンないの面白いな。
アニーが留守の間、家の中を捜索するところとか緊張感すごかったな〜。車の音聞こえた瞬間の焦り顔と全力匍匐は流石にちょっと笑っちゃったけど。

てか、なんやかんやこの映画で一番可哀想なのって警察署長?の奥さんだよね。夫が殺されるとか流石に可哀想。しかも、あの後、一切描写されてないしね。
まぁ、でも、署長さんがきてくれたおかげでオイルゲットできたしね。
正直、署長付近はツッコミどころというか疑問があります。
まず、何故アニーを怪しいと睨んだのか。
署長はミザリーの中にある文章をおそらくいくつかメモしていたのでしょうけど、そもそも何故メモしていた?
過去にアニーの記事を見ていて思い当たる節があったのかな〜?その記事を見ていたから文章が頭の隅にあって引っかかったからメモした?
アニーを見て思い出したのかも。

ツッコミどころもあったけどかなり満足!

2022.161本目