おばけつ

大巨獣ガッパのおばけつのレビュー・感想・評価

大巨獣ガッパ(1967年製作の映画)
4.5
2022/8/16 753作目
とある雑誌企画で、記者、カメラマン、生物学者からなる探検隊が南海の孤島に上陸する。その到着を喜ぶ原住民たち。一行は、言葉の通じる現地人の少年と共に密林に入り、巨大な石像の奥に隠されていた卵から生まれた怪獣ガッパの子と出会う。そんな中、記者は周囲の制止も聞かずにその怪獣の子を日本に持ち帰り、騒動を引き起こす。

かなり感動的な特撮で良かった。
序盤の先住民が踊るシーン、小さい頃に見たウルトラマンハヌマーン思い出した。
異色すぎて好きだったなぁ。
出演者の演技はお世辞にも上手いとは言えませんが、いい意味で荒々しい特撮ならではの迫力でも十分見れました。
子ガッパ、飛べなくてハイハイしちゃうところ可愛いし、圧倒的鳥人間顔なのもいい
一方の親ガッパもタコ食べてるの可愛いのにブレスの神エイム笑いました。(ちなみに自衛隊のエイムゴミです。)
ビルとか旅館は足で壊すのに城だけは入念に握り潰していくのも良き…(笑)
拳震えるほど握りしめて耐えるのも大変にかわよい。子に飛び方を教えるの尊…
母親のいない社長の娘と拐われた子ガッパを重ね合わせるラストに泣けました。
挿入のガッパミュージックも完璧です。
「玉ねぎ切って平凡なサラリーマンと結婚しておむつでも洗濯してるんだな」っていうセリフだけは震えました。時代すぎ。
あといちいち「キャ」メラマンっていうの耳に残る。

小柳さんかわえ〜