ゆーり

メメントのゆーりのレビュー・感想・評価

メメント(2000年製作の映画)
4.5
テネットを見たので改めて再鑑

前回見たのはかなり昔!
なので結末(始まり)を少し勘違いして覚えてた笑

冒頭のシーンからまさにノーラン節!笑

これも覚えていなかったとは😂

ストーリーはテネットのように複雑ではない。
主人公は10分経つと記憶がなくなる後遺症があり、物語は徐々に遡っていく(これが当時新鮮過ぎた!というか他にないでしょう)。

妻が強姦殺人に遭い、同時に自身も頭を殴られたショックから記憶障害になる。
その恨みを決して忘れないように身体中に重要なワードを入れ墨していく……

今改めて見ると、
主人公はかなり病んでるよな…

そして、彼を取り巻く登場人物の行動の動機があまりわからない…

結末(始まり)を知って物語は終わるのだけど、結局記憶って、記録に頼る事になってしまって、その曖昧さが危うく感じた

ノーランは昔から
時間が進んでいく不思議や
記憶の不確かな部分をテーマにしているのかな

だとその気持ち、とっても共感する!

誰かとどこへかへ行っても、そのうち詳細な部分はどうしても忘れてしまって、
当時の写真を見て思い出す事が多いから、撮る事を意識し出したのは大学生あたり。
写真を撮っていない部分は、やっぱり忘れちゃう事が多いんだよなぁ。

微かな記憶が、本当に正しい記憶なのか、妄想なのか、夢なのかも、誰も証明出来ないって考える。
ゆーり

ゆーり