島崎和歌子さんが出てるかどうか

スキ!の島崎和歌子さんが出てるかどうかのネタバレレビュー・内容・結末

スキ!(1990年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

島崎和歌子さんがめちゃくちゃ出てきました!めちゃくちゃ可愛い!ずっと可愛い!

大江千里さんが、自分のやりたいことをやれない代わりに「地位」「名声」「富」を手に入れる人生と、和歌子さんとの生活、のどちらを選ぶか、という2択を迫られるという話なのですが、いやノータイムで和歌子さんだろ!たしかに勝手に家に侵入してたり常にロウソクとマッチと目覚まし時計を持ち歩いてたり思考を全て大声で口に出してたりと、ユニークな内面をお持ちの役でしたが、めちゃくちゃ可愛いんだからノータイムで和歌子さんだろ!と思いながら観てました。


こういった破天荒な人格を演じるのは難しいと思うのですが、和歌子さんは全く違和感なく演じていらして、ちゅうないぱねまでの魔法少女役もそうですが、和歌子さんはいわゆる一般的な「人間」以外の役を演じるのが抜群に上手いのです。


終盤で和歌子さんが「あ、犬だ!キーック!」って犬を蹴るシーンや、映画本編では小型犬を飼っていたのにエンドロールに出てくる絵に描かれてる犬が反町隆史松嶋菜々子夫妻のドーベルマンくらい巨大だったりとか、突然シュールの極みみたいなシーンが飛び出してくるので笑いました。

あと、撮影現場にたまたま子供達が集まってしまったことでせっかくだから参加させてみたことでそうなったらしいのですが、大江千里さんがフィアンセを追いかける後ろを大量の子供たちがフィアンセの名前を呼びながら走っていくというシーンが何の脈絡もなさすぎてめちゃくちゃ笑いました。




円盤化や配信がされてない作品で、このたび神保町シアターで1週間限定公開されるということで観に行ったのですが、昨日の監督のトークショーに島崎和歌子さんがサプライズ登壇されたそうで、監督のトークショーだから別にいいかと今日観に行くことにして昨日は仕事を入れてしまっていた私の迂闊さ、和歌子さんファンとしての意識の低さ、油断、ツイてなさに落ち込み、昨夜は浴びるほどやけ養命酒を飲みました。3杯。(適量はカップ1杯)


しかし今日、スクリーンで和歌子さんの可愛さ(外見のみでなく内面も、はたまた外とか内とかの概念を超越した存在としての可愛さ、和歌子さんという宇宙の可愛さ)を存分に浴び、これでもし和歌子さんがサプライズ登壇されて生和歌子さんの可愛さまで浴びてしまったら可愛さの過剰摂取、オーバー和歌子で私は絶命していた可能性があり、むしろ今日にしておいて良かった、私を生き永らえさせてくださるために神がそう導いてくださったのだ、そう思えるようになりたい。