Ryan

セレンディピティのRyanのレビュー・感想・評価

セレンディピティ(2001年製作の映画)
3.2
幸福な偶然


ストーリー
クリスマス前のニューヨーク。買い物で賑わうデパートでジョナサンとサラは出会った。それは偶然に同じ商品の手袋へ手を伸ばした時だった。2人は譲り合っているうちに惹かれ合うものを感じ、幸せな偶然という名のカフェ「セレンディピティ」でお茶をするが…。


主演 ジョン・キューザック
   ケイト・ベッキンセイル



面白かった。
ここまでいくと奇想天外で未知な世界観だが、それで十分。
どれだけ遠い国で過ごしても運命を信じるなら巡り巡って必ず出会う。
捉え方によってはチープでお粗末に感じるかも知れないが、今作の魅力はコメディでもある。
主役を囲むユニークな脇役キャラクター達のおかげでしっかり成立しているし、現実ではありえない展開もどんどんこの物語に引き込ませる要因だろう。
終盤からラストにかけてが少しオチは弱いが、観たかったものが見れたのでよかった。
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