こナツ

桂子ですけどのこナツのレビュー・感想・評価

桂子ですけど(1997年製作の映画)
3.6
22歳の誕生日を3週間後に控えた鈴木桂子は、21歳の自分が死ぬ一秒一秒の時間を強く噛みしめて生きることにする。
そんな彼女と約3分間、ただまっすぐ見つめ合うことから物語は始まる。

映画の中でひたすら時間を数える桂子。長回しと独白。それらに引けを取らない、色彩の美しい異様な映像。画の構図はもちろん、ただひたすらに「赤」が映える。カウントアップと色の点滅。黄色の家具。

「この映画は、1時間1分1秒で終わる。」

再 160/2019
再 269/2020
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