面白かったけど、資産家の主人が異国のメイドたちとの異文化交流を経て、差別をはねのけるような痛快でパワフルな展開がされていくのかなーと思ってたそういうわけでもなかった。
主人は若くてピチピチしたマリアにがっつり下心を抱くし、メイド達の輪に入っていくのもマリア目当てなのミエミエだし、なんならマリアを抱いちゃうという、結構ドロドロしてるし小気味のいい話というわけでもない。
まあでもフランス人とスペイン人のやることだもんな。難しいことを考えるよりもまずは抱き合ってから!という価値観なんだろうなーと感じたし、「わたしたちにも6階が必要ね」というセリフは良かった。
でもいろんな人が言うような「素敵がいっぱい詰まった宝箱みたいな映画!」というのは違うと思う……。