昔、 ミニシアターで話題を呼んだ
映画だったと思う。
制作はフランスで、 モノクロです。
無職のデデは、 エロくてお調子者で、 のんべえ。
友人のシモンは、一応働いてるけど、デデに 付き合っては酒を飲みまくる毎日。
二人とも 酔っぱらっては馬鹿やって
、 いたずらして、 最低っぷりの
中年男。 フォローのしようがない。
ある日いつものように酒を飲んで、酒乱ぷりを したあと、
二人は 海にたどり着く。
そこでシモンは 海に入り、 涙を流す。
その涙の意味は、 昔、 死体と交わって、 その死体を 愛してしまったからだ。
そして海に捨てたからだ。
シモンの 「愛している死せる 娼婦よ 」の セリフが印象的。
屍かんを 題材にした映画です。
ラストは 、 なんかコミカルに、 おしゃれにまとめてます。
波間に消えていく死体が
人魚のように美しかった。