らんでぃ

ロイドの要心無用のらんでぃのネタバレレビュー・内容・結末

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

しがないデパートの店員ロイドが恋人に見栄を張り、やがては高層デパートの壁登りをする羽目になる話。
1923年のサイレントコメディ映画。これは最高だ。これでもかと言うぐらいネタが詰まっててテンポがめちゃくちゃいい。そして一つ一つのネタが本当に面白い!100年前の作品だけど笑いのツボってあまり変わらないもんだな。今の時代のコントで見るようなネタも沢山。ちゃんと伏線を張ったネタや天丼、二段落ちと笑いの基本がしっかり根底にあって感心してしまったよ。サイレント映画でここまで笑えるとは思ってなかったなー。何回も吹き出しちゃったわ。ストーリーも面白かったし最後のアクションシーンも素晴らしい。高いところにあるデカい時計の針にぶら下がるシーンのある作品は全部この映画からきてるんだなと思うと感慨深い。いやー全く文句のつけようのないぐらいいい映画だった。サイレント映画侮り難し。
らんでぃ

らんでぃ