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EUREKA ユリイカのeeeeのレビュー・感想・評価

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)
5.0
初めて見たのは、学生の時授業をサボって大学の図書館でDVDで。
1コマだけサボるつもりが2コマサボってて、結局この日は図書館でDVDを見に行くだけになった。

カタルシスに強さという表現があるのであれば、人生で1番それを感じるし、ああこれがカタルシスなんだと初めて明確に認識した作品。

なのでそんな頻繁に見られる作品ではないからDVDは持ってるけど大抵爆音やイベントで上映されたタイミングで見ている。5年前の映画祭でも、記憶になかったがあおい様と陽一郎くんの話を聞いて見に行ってたのを思い出した。

2022年の東京国際映画祭で監督追悼イベントで見に行ったが、あおい様はあまりに変わらずあおい様だった。
観客からの質問で、見るたびに印象が違うが最近見た時のこの映画の印象はどうだったか聞かれた時、あおい様がまだ見れないんです、と涙を流していた時はあまりに胸が苦しかった。
そしてサッドヴァケイションのメイキングの秋彦の部屋がすごくいいって話していたので帰ってすぐに棚からDVDを出して見た。
とても嬉しい気持ちになった。

この映画を見て泣いた時はなかったのにこの日は自分も泣いていた。
直樹の涙と大観峰の貝のシーンで。

それにしても斉藤陽一郎はどの映画で見ても、あ秋彦くんだ、と思ってしまう。
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