EUREKA ユリイカの作品情報・感想・評価

「EUREKA ユリイカ」に投稿された感想・評価

あも

あもの感想・評価

2.5
怖いくらい静かなトーンで描かれていく、バスジャック被害者たちのその後。

なぜだか私には合わなかったかなぁ。

宮崎あおい幼い!
バスジャックシーン怖い。


4時間近くあるけど最後まで見せる凄い作品。


真夜中の直樹と沢井の会話でいつも泣いてしまう。

直樹には幸せになってほしい。
日傘

日傘の感想・評価

4.8
圧倒的なラストに言葉をのむ。浄化などという他力本願な言葉ではなく、人の生きる力、絶望から再生へのとてつもないパワーを放出する。エンドロールがタイトルロールとなることの、「この世の始まり」。公開時、劇場で鑑賞することができてよかった。
faster

fasterの感想・評価

4.2
ほんとに最近邦画にはまり中。3時間以上あるのに一切飽きない。質が高い。

映像の中の咳がこれほどまでに人間を不快にさせるものと思わなかった。これを意図的に不快感を煽るためにいれてたらまんまとやられた。他に、蚊やハエが飛ぶ音も人間にとって恐ろしく不快な音であると思った。

映像において、縦とか横の線を意識して撮影しているように感じた。無意識か分からんが、常に縦と横の線で囲われているような、人工的ななにかを感じさせる前半。後半は逆に丸みを帯びた映像が多かった。これも意識しているのか分からないが。閉ざされた心から柔らかくなっていく流れを映像で表現しているのだと勝手に解釈して観ていた。それくらいあからさまに前半と後半での映像内の線の使い方が気になった。
xxx

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5.0
とてもとても深く心に染み渡りました。
無を感じた。余計なものが削ぎ落ちて行く感覚でした。
yuko

yukoの感想・評価

-
記録 2001.3.11 札幌シアターキノ
Miki

Mikiの感想・評価

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東京国際映画祭にて
上映後、青山監督と宮﨑あおいちゃん、飛び入りで! 斉藤陽一郎さんでのQ&Aトークあり

映画の存在は知っていたけど観る機会をつくらずに数年。。この映画祭を機に、しかも劇場で観ることに!

シーンや台詞、上映後の監督の言葉が、満ちる気持ちいっぱいに暖めてくれた。

青山監督も言っていたけど、本当に今日あの映画を観ること、あの劇場での空気や人達は、その時にしか味わえないし、今の私が出会えてとても至福な時間だった。上映中も泣きそうになったけど、上映後のトーク中も泣きそうになった(笑)

上映中、くすくす笑えるシーンがあって、みんなで笑える空気感の劇場や人たちで良かったなぁ。ほっこりした。

ここまでの長編映画をはじめて観た〜
天野

天野の感想・評価

4.0

2017/11/01の東京国際映画祭にて鑑賞するという、とてつもなく幸運な機会に恵まれた。

すごい雰囲気のある映画。
キャスト一人一人の存在感。
何度か泣いてしまった〜

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい3時間37分

バスジャック殺人事件に巻き込まれたバス運転手と乗り合わせた兄妹が壊れて再生する物語を描いた青山真治監督の傑作。
モノクローム映像は「完全なる白黒映画」ではなく、ボンヤリとカラーっぽい感じ。

オープニングは、こずえ(宮崎あおい)の「大津波が来る。いつかきっとみんな居なくなる」という独白から。このセリフは宮崎あおいのものだが、淡々と話すあたりが林原めぐみ風である。ペシミスティックなセリフを言うときは、得てしてこんな雰囲気となるものなのかもしれない。

福岡でのバスジャック事件が発生し、バス運転手=沢井真(役所広司)と乗り合わせた兄妹(宮崎将、宮崎あおい)の3人が生き残る。
兄妹は、母親が他の男とデキてしまって家を出て、父親は死んで、と2人きりの生活。
バス運転手だった沢井は、運転手を辞めて、土木作業員となる。
そして、沢井が、兄妹の家に同居することになる。
彼らの周囲で、女性を狙った連続殺人事件も発生している。

このあたりで、青山真治監督の風景の切り取り方が、確りと人物の動きに合わせてカメラ移動してフレームから外すことが少ないあたりは、黒澤明監督っぽいと思った。

沢井、兄妹、兄妹のいとこ、という4人で、バスの旅が始まるが、阿蘇で女性刺殺事件が発生したあたりから、サスペンス的要素も加わる。観ている者は「沢井か兄妹の兄のどちらかだろうな」と思っていると、いとこがそれを映画の中で代弁する。

沢井が兄妹の兄に「一つだけ約束してくれ、生きろとは言わん、でも死なんでくれ!」というセリフは、やや哲学的。

兄妹が心で会話する声は「響いたエコーのかかった声」で語られるが、(バス前方の風景の映像と共に)「これ、レールか?こずえ、海に行け。そして、お前の眼で海を映して俺に伝えてくれ」→「お兄ちゃん、見える?こずえ、海におるよ」の会話は、時間的には間隔あいているが、工夫が見られる。

ラスト、展望台「大観峰」という場所で、宮崎あおいが初めて叫ぶ。「お父さん、お母さん、犯人の人、お兄ちゃん、秋彦君、沢井さん、こずえ~!!」と言った直後、沢井が「こずえ、帰ろう!」と言って、振り向いた宮崎あおいのアップ映像は感動的である。再生を遂げた人間の溌剌とした顔が素晴らしい。

更に、その宮崎あおいが歩く場面から突然カラー映像となり、これまた感動の上乗せ。

素晴らしい3時間37分であり、ゆったりとした気分で、登場人物と一緒に旅した感覚である。
セリフを最低限のものとして、映像中心とした作り方で、これだけのドラマを語ってくれた青山真治監督の手腕みごとである。
雨

雨の感想・評価

4.1
色と音を抑えて進むストーリー。三時間をこえる長尺に、深く潜水していくような気持ちになる。この時にしか見えない感情。また観る作品。
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