真栄田

アイアン・ジャイアントの真栄田のレビュー・感想・評価

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)
4.6
1957年、ソ連との緊張が強まっているアメリカを舞台に
1人の少年と、宇宙から来た巨大ロボとの友情を描いた、ジュブナイルSFの大傑作

内容をなんとなく知ってたので今まで観てなかったけど、マジで観て良かった
泣くやん、こんなん

父親が恐らく戦死し、母子家庭で暮らす、ガリ勉の主人公が
巨大ロボとの交流をキッカケに
ある時は父になり、兄になり、そして、近所のスクラップ置き場の青年と言う父親の様なメンターと出会う

「どう産まれたか」とか「どう育ったか」とか
そんなのは些細な事で、自分の行動によって、どんなモノにも成れる
みたいなメッセージを受信しました

主人公を追い詰める悪いオッサンの名前がケントなのは
敢えてスーパーマンことクラーク・ケントから引用してるんかな

あと
どうでも良いけど、主人公の好きなアメコミの中に
『ザ・スピリット』が有って、高校生の時、実写版を観てズッコケた身としては
「原作は人気だったんだなぁ」と言う印象を受けたっす
真栄田

真栄田