黒澤映画らしい、
重厚感がありました。
これは圧倒的なお金のかけ方。
エキストラまで行き渡った演出。
その他もろもろですね。
このその他もろもろですが
黒澤映画がなぜ評価されるか
それは黒澤自身の映画愛。
ヒューマニズム。
これは他の監督のそれと一線を画す。と
淀川長治さんも言ってたんです。
それは幼い頃から
海外の映画を愛してたからこそ
台詞回しが英語っぽくなる。
だからちゃんと外人にも伝わっているとも言うてました。
これは黒澤映画を観た人は
少なからず感じるんじゃないでしょうか。
僕がこの映画で気づいたのは
3時間以上ある映画が
長く感じるのは
ほとんどの長編映画が
その長さに見合った
内容の濃さじゃないから
だと思います。
【七人の侍】とかは
まだまだ観たいのに
終わっちゃうの?と思いましたもん笑