影武者の作品情報・感想・評価

影武者1980年製作の映画)

製作国:

上映時間:179分

3.7

「影武者」に投稿された感想・評価

すごいけれど面白くない。いや十分に見ごたえはあるのだが、これを見て「黒澤見た」と満足して欲しくない。「こんなものじゃない」と言いたくなるのは彼の白黒時代が破格に素晴らしいから。撮りたいものが撮れるというのは不自由なことなのかもしれない。忠臣仲代の作品としては重要。音が納得いかない。
実体のない影の生涯を生きていた男の孤独かつ荘厳な仕上げ。 この映画を見るために日本の歴史まで目を通した..本当に満足している!
粉雪

粉雪の感想・評価

3.5
つまらなくは決してないけど、私にはハマらず。あまり、好きではない作品。
ruins

ruinsの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

カラーの黒澤明作品ははじめての鑑賞

仲代達矢はじめ俳優の演技は素晴らしく、ストーリーも面白い

しかし、3時間ずっと集中できたかというと、途中やや退屈を感じてしまった

夜戦のシーンや長篠の戦いのシーンなどは、「なぜこんなに時間を割くのか」が分からなかった。

他の黒澤明作品の突き抜けた面白さも手伝って個人的にはイマイチ。
武田信玄の突然の死を隠すため、信玄に風貌がそっくりなため影武者に選ばれたコソ泥の男。はじめは慣れない生活に戸惑うものの、次第にまるで本物の信玄のように振る舞い、難局を乗り切っていく。しかし信玄の死が公表されるに至り…

実際の城でのロケなど、スケールが大きくて圧巻。(信長の城として姫路城を使っており、戦国時代の城としては不自然だけどね…)
登場人物の心理戦もじっくり描かれる。戦闘シーンや夢のシーンは暗示的な映像で表現するなど幻想的で独特の演出も面白い。ラストの合戦シーンは壮絶。結局、心から「おやかたさま」を慕っていたのは…

仲代達矢の迫真の演技。最初、勝新太郎だったのが、黒澤監督と衝突して降板したそう(そりゃそうなるわな…)。現在ベテランの俳優さんが、当時は若くて無名時代だけど沢山出ている。
かっこええっす。武田信玄の影武者がどんどん信玄に覆われてゆきます。しかし、孫や馬は影武者だとなんとなく気付くわけですが、孫とはむしろ仲良くなっていくんですね。それが切ないです。黒澤はなぜか顔面蒼白の人をよく出したがりますね。今回も白塗りわりといました。
んー話はおもしろいんだけど
なんかうちには遅く感じる)^o^(笑
holly

hollyの感想・評価

3.7
好きなシーンは沢山あったし、面白いんだけど、黒澤明の時代劇としては上位に来る作品ではなかった。
このワンアイデアを3時間ってのは少ししんどかったかもしれない。
鎧、刀、馬!!
ひたすら鎧萌えする。重厚、、だけど信長とか家康とか出てきてやんややんややる感じは楽しい。
一番気になったのはラストの大敗戦シーンの馬....あれ全部本物倒してバタバタさせてんのかな、、起き上がろうとする馬の横に撃たれた兵がいっぱい倒れてて馬に踏まれないかヒヤヒヤ。
「親方様」の光と、それを支えるものの影

先日、大河ドラマ『武田信玄』を観ていたのでこちらの作品も気になったので観てみました。

本作、長さがおよそ3時間とかなり長い作品でして。長さを感じない...とはいえませんね。特にホームシアターだと。映画館でみれば違うかも知れませんが。

ストーリーはひたすら武田信玄亡きあとを任された影武者の活躍や大演技とその嘘がばれないようにいろいろ策を練る実弟:信廉や諏訪勝頼(息子)の葛藤を描いています。

死刑スレスレのところを拾われた影武者と、オーラのある信玄の二役を演じた仲代達矢さんはさすがの迫力でした。影武者が半信半疑ながら、側室等を納得させる演技(?)を見せていく過程はなかなか良かったと思います。また、影武者も、信廉も、「信玄」というスターがなければ存在感のない影でしかない、という切なさは人生の深さを示唆するようで、さすが黒澤映画という感想をもちましたが...

いかんせん、長かった...
もうちょっとテンポが良ければスコアは高くなりましたね...
スクリーンで見ると感想変わるタイプなのかなあ。
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