このレビューはネタバレを含みます
キャスリン・ビグローの初期作。
特に捻りは無くて、サイコパスな犯人と新人警官の恋であったりサスペンスであったりのベタなやつ。
強盗を撃った証拠品の拳銃が誰かに奪われて現場から消えるといった導入は良かったし、犯人の証券マンが徐々に銃や暴力の魔力に取り憑かれて変貌して行く様も気持ち悪くて良い。
しかし、知らなかったとはいえ犯人になびいたり身体を許したりと、メーガンの反省、緊張感、節操のなさが目立つ。
最終的に同僚ともベッド・インするし、もっと他にやらなければならないことは山積みだろうにと。
ちょっとサスペンス度に欠ける抜けた作品だった。