デロング

ストレンジャー・ザン・パラダイスのデロングのレビュー・感想・評価

3.5
ハンガリー出身のウィリーは今はニューヨークに住みギャンブルで生活する毎日を送っていた。ある日、クリーブランドに住む叔母から入院するからブタペストからくる従妹のエヴァを預かって欲しいと電話があり預かる事に。最初はかみ合わないのか無言が続く2人だが、友達のエディを含めてそれなりに楽しく過ごしていく。

この映画は好き嫌い別れる作品ですね。白黒でワンシーン・ワンカットなんでカメラは動く事がないし、狭い部屋と車の中でのシーンがほとんどで、観る人によっては退屈で眠くなるかもしれません。

でも、なんか気になるというか、雰囲気なんですかね、最後まで見続けられる作品なんですよ。3人で過ごすニューヨーク、エヴァに会いにいくクリーブランド、そして、3人で遊びにいくマイアミと3部構成になってる感じでロードムービーの様でもあります。

別に恋愛に発展する様な感じもなく、盛り上がりもほとんど無いんだけど、どこか心地良く、不思議とひきつけられる映画でした。
デロング

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