2020年191本目。
不思議な作品だった…
ジム・ジャームッシュ監督の初期の作品。雰囲気は良くて、なんだかんだ居心地の良さを感じるんだけど、結局よくわからなかった。
カンフー映画を4人で並んで見ているシーンとかを筆頭に、なにを見させられてるんだろう…ってなるんだけどなんか見ちゃうんだよねー。不思議だ。
なんかよくわからんけど、出てる人たちに愛着湧いてくるんだよね。
カードでめちゃくちゃ勝ってしまうおばちゃんとかね。
映像は白黒だし、BGMもとても限られている。
同じジム・ジャームッシュ監督作品の「パターソン」と比べると、よく言えば洗練されてる。悪く言えば要素が少ない…?
「パターソン」ではアイテムの慎ましい美さとかを感じたけど。
でも、「パターソン」同様、言葉の美しさはあったな。よくわからんけど。
なんか、ハッとさせられる台詞はちらほらあった。脚本を自分で書いているだけあって、言葉に対するこだわりがあるんだろうなあ。