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賞金首 一瞬八人斬りのbluetokyoのレビュー・感想・評価

賞金首 一瞬八人斬り(1972年製作の映画)
2.8
ストーリー的にはめちゃくちゃな感じ。ただ驚いたのは、若山富三郎の身が軽いことだ。ぴょんぴょんと飛び回る。その若山富三郎演じる錣市兵衛は、スコープ付きの銃を開発するぐらいの名うての賞金稼ぎ。暗殺を請け負うのであるが、普段は医者をしている。医者というのが、まるで必然性を感じさせないところが面白い。

簡単にあらすじ。
幕府へ輸送中の黄金が、伊奈山岳党に強奪された。そこで、幕府から錣市兵衛へ、奪還せよという指令(暗殺指令でない)。
さっそく、錣市兵衛は、現場近くの宿場町へ。
すると、なんと、伊奈山岳党の頭領、夜叉狼は捕まっていた。ただ、夜叉狼は、奪った黄金をどっかへやってしまった、というのだ。ミッションが黄金の奪還なので、話は終わらないというわけ。

錣市兵衛は、仕方なく、牢屋から夜叉狼を助け出す。ところが、別の賞金稼ぎ、薊弥十郎に夜叉狼を奪われてしまう。
ここで、スコープ付きの銃である。馬で逃げ去ろうとする夜叉狼を銃撃。落馬させた。ところが、薊弥十郎、錣市兵衛に奪い返されるぐらいなら、ということで、夜叉狼にとどめの銃撃。
夜叉狼、今際のきわに、錣市兵衛に、女郎屋の主人、鬼念仏のお紋が黄金のありかを知っていると言って亡くなった。
さっそく、錣市兵衛は、鬼念仏のお紋のところへ。人足頭の棺桶辰が横取りしたという情報を掴む。
さっそく、棺桶辰のところへ行って、黄金を奪還する。

ところが、そうはさせじと、薊弥十郎一味が襲い掛かってくる。だが、錣市兵衛は、全員を切り殺す。
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