やっぱりカルカン

ハンコックのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

ハンコック(2008年製作の映画)
4.0
2回目の視聴。
前回はいつ見たのかな…思い出せない。確か地上波で、吹き替えがひどすぎる!とTwitterが大荒れしてたっけ。

いつもは見た映画の内容をすぐ忘れてしまう事が多いけど、不思議とこの映画はストーリーもセリフも全部覚えてた。
次の展開が分かっててもすごく楽しめた。2回見て思ったけどやっぱりこの映画、本当に好き。ストーリー・音楽・展開・テンポ・キャスト・人物構成・設定…全てが私の好み。何も考えずに見れるし自分のツボに合ってるんだと思う。

長さはちょっと短めだけど、ダラダラやってもしょうがないテーマとキャラクターだしこの長さに決めたのは英断だったね。
今日調べたらバトルシップと同じピーター・バーグ監督だそうで。そりゃ面白いに決まってるわ!

好きな所は
☆ハンコックの優しさ
☆不器用さ
☆不安定さ
☆時折見せる悲しげな表情
☆超人的な強さ
☆不死身
☆飛べる
☆弱きを助け強きを挫く(ただしやり方は残念)
☆レイとの出会い
☆初めて信頼できる友人
☆初めて自分を慕ってくれる子供
☆ハンコックの弱点

そして、レイの妻が実は…
ここからのバランスがちょうどいい。
レイはその存在からラストにかけて置いてけぼりになってしまっても仕方ないんだけど、ちゃんといい距離感でストーリーに関わってくる。
最後は少し悲しいけど、嫌な終わり方ではない。ちょっと切ない感じ。全体的に毒っ気があってラストも全員がハッピーハッピーで終わらない(ビターな)所も含めてほんとに好き。

しつこくすみません。ネットを見てるとあんまり評価が良くないみたいで辛いんですけど自分にはめっちゃ合ってます!

(個人的メモ)NHKプレミアムシネマでは最初の方にハンコックがどっかの女性と自宅のトレーラーでチョメチョメしてる時に***が天井を突き破るシーンなど一部のエロ要素がカットされてたよ。