こと

欲望の翼のことのレビュー・感想・評価

欲望の翼(1990年製作の映画)
3.9
香港の蒸し暑さと
ウォンカーウァイ独特の画が
物語をぐっと引き立たせていた


鳥のように自由気ままだけど
どこか淋しく脆い


追い求めてたはずなのに
行く先がわからなくなって
ただ浮遊している感じ

でも追い求めた先が
虚しく終わるとわかってても進んでいく

それだけ母の存在が大きいってことか

エンディングには少しばかり謎が残るけど
そこがまた良い
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