ねひつじ

欲望の翼のねひつじのレビュー・感想・評価

欲望の翼(1990年製作の映画)
3.4
どこまで理解できたのかわからない
でもいろんな感情を感じ取ることはできた

混沌とした世界
誰かと誰かが互いに愛し合い
上手くまとまって幸せに暮らすなんて
そんなことはあり得ない
想いはすれ違い、知らずに傷つけたりして
ある人は自分の居場所を探し回り
ある人はその場所から動くこともできず
いつ死ぬかわからない人生を生きていく

ウォンカーウァイの画面の切り取り方や音楽の重ね方
圧倒的なセンスにしっぽり浸ることができる
それだけで価値がある
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