麻生さくや

ALWAYS 三丁目の夕日’64の麻生さくやのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)
3.6
何故か見落としていたこの作品に気がついて、今更ながらに鑑賞。

「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズの3作目。
前作から5年、夫婦となった茶川とヒロミ、そして高校生になった淳之介。
小説家としてうまくいかない茶川と文才がありながら勉強を強要される淳之介。
一方、鈴木オートでは六子が若い医者に片思いを寄せるが、彼には悪い噂しか聞かないという…

郷愁を誘う昭和の復興時代を舞台に繰り広げられる王道の感動ヒューマンドラマ。
活気と人情味が溢れる人間関係がいいですね♪
ただ…ストーリー展開は毎回同じパターンで、前半を見れば後半は大体予想通りの展開。
見ている人をミスリードに誘う演出も、ありきたりと言うか強引と言うか…
この先どうなっちゃうんだろう?!…って言うハラハラ感もなくて、前2作よりも薄味になっている感じ。
それでもやっぱり王道は強いですね。
わかってても涙腺にはいいパンチが入りました。
このシリーズの雰囲気が好きであれば見て損はないと思いますが、前作の後日談くらいのつもりで見るくらいが丁度いいと思います。
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