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ALWAYS 三丁目の夕日’64のmatoのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)
3.1

セットや小物、言い回し(バカンスやフルーツパーラーなど)風俗がよく再現されていて昭和の世界に引き込まれる。ただ、CG合成はイマイチ。

近所同士の仲がこんなにも密な時代があったことが新鮮。孤独になりがちな現代に比べ、支え合って強く生きていけるのは少し羨ましく感じた。

残念なことは、感動シーンが多すぎるゆえのクドさ。
その大半がベタで印象に残らず、内容よりも挿入曲で泣かせるスタイル。加えて、臭い芝居(特に薬師丸)が輪をかけて嘘臭さを助長する。感動を安うりしなければ、ラストは一層感銘深かっただろう。
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