村上春樹、中学高校で読み漁った青春なんだけど、村上春樹を読んでる人は同級生に1人もおらず。ノルウェイの森が高校生の頃映画化して、見に行ってくれる友達なんていないから母親に連れて行ってもらい随分気まずかった。
上京したら、嗜み程度に友人達は読んでいてびっくりしたのを覚えている。ハルキストなんて幻だと思っていた。
そんな青春の村上春樹、この3部作とダンスダンスダンスが一番好き。
オフビート感そのままのこの映画が気に入りました。原作との違いとかいうのもあるけれど、主人公小林薫がめちゃくちゃいい感じ。
映画だとやはり薄っぺらさはあるけれど、60年代の学生運動も、70年代の神戸も知らない、逆立ちしたって見ることができない私たち世代には貴重なフィルムでした。バドワイザーの缶のプルタブは取るんですね。
