途中というか終盤、何を見せられているんだろうと思ったが、これは読解力のあまりない自分が村上春樹の小説を読むときと同じ気持ちだった。
思っていることの半分しか話さない奴なんてキザでイヤミだが、半分しか…
夏だったもんね。
みんなどこかいっちまうんだとか、みんな大きくなって自分だけ変わらない気がするって言ってたオーナーが最後廃墟と化した店と共に姿もなくなってたシーンが印象的。鼠と僕が動物園に行ってるシ…
村上春樹の群像新人文学賞受賞作である処女小説を、中学の後輩にあたる大森一樹が映画化。90年代にレンタルビデオで観た。原作を読んだのも90年代前半で、映画のほうはその数年後に観たような気がする。
原…
小説に忠実な映画とはこうゆうことをゆうのでは。
あらすじという言葉の羅列を飲み込んで、強引に映画の型に押し込めてしまうんじゃなくて。
視る&聴く小説になってた。
あらすじじゃなくて、本当に欲しいのは…
原作にあった青春の儚さと、風のように過ぎ去る時の無情さが取りこぼすことなく描かれていて、なかなか良かったと思う。同じ場面を別アングルで繰り返したり、急に字幕になるなど、実験的な試みもあって面白かった…
>>続きを読む村上春樹の原作の雰囲気は良く出ている。小林薫も僕っぽい。真行寺君枝も村上作品に出てきそうな雰囲気持ってる。が、鼠がすごくミスキャストに感じた。なんかひたすらダサい。鼠は私の中ではもっとシュッとしたお…
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