なこ

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たちのなこのレビュー・感想・評価

2.0
三島由紀夫をどの様に
見せたい作品だったのだろう…

満島真之介演じる森田が
三島由紀夫に心酔していく様が、
師弟の絆として描かれているのは
迫力ある演技で伝わった。
しかし…
私の無知が理由か、監督の意図かは
判断が付かないが共感がなかった。

興味があって知識を持った人だけが
共感する意図で制作された
映画なのかもしれない。

大変恐縮ではあるが
命を懸けている価値が見えなかった。

方法が間違っていると感じたし、
三島由紀夫に心酔していく森田が
狂気に感じるくらい、
三島由紀夫の魅力を表現していない。

他の由紀夫を見ねば
このままだと
彼の懸けた命が勿体ないままだ

反由紀夫派の映画なのか?
私はまだ判らないことだらけである。
なこ

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