どうしてもドキュメンタリーの東大全共闘VSと比べてしまうが、東大全共闘VSの方はもうほんと東大生も三島も何言ってるのか分からなかったけど当時の雰囲気を感じれる映像として良かった感じ。こっちは物語にしてるから三島か何を言いたいかなんとなくわかった。共感はしないし、やってることなんの意味もないと思うけど。
わたしは映画や小説でよくわからんかった史実とか事件の興味の糸口を見つけるタイプなのでこれが成功してるかと言ったら三島の思考自体が特殊過ぎなので分からんけど、なんとかわかりやすくしてくれようとしてることに評価する。
三島は漢って感じで井浦新じゃ繊細過ぎてあわんのじゃないかと確かに思ったけど、井浦新に少し狂気的な雰囲気を感じるのでこんな三島もいいんじゃないか。
まぁ、最後の5年後のカットはいらんかったかな。