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ビンゴのmarecchoのネタバレレビュー・内容・結末

ビンゴ(2012年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

山田悠介さんの短編が映画化されたものと聞いて観てみた。
「日本の法改正後の世界」の話みたいで、死刑囚の死刑執行をビンゴで決めるみたいな人権ってなんだっけな内容。
まあ個人的には、他人の人権を踏みにじった外道に人権を主張する権利はないと思うから、そこは気にならなかったけど。
ちなみに、死刑囚は25人集められて、5×5の数字が書かれた1マスに1人ずつ座らせて、ルーレットで出た番号にいる死刑囚が死刑リーチ。
で、ビンゴした列の死刑囚はすぐに死刑執行。
その後は更に4×4、3×3と進んで、最後には2×2になって、ルーレット出目の死刑囚は即執行。

ビンゴの出目は、
「死刑囚が最後に会いたい人」
を招集して、死刑執行させたい番号を投票させる→番号が書かれた紙を詰めた球をルーレットに入れる
て感じ。
但し、会いたい人が死刑囚の身内とは限らず、被害者家族に詫びたいからというケースがあるってとこがなかなか。

しかし、これ、死刑囚側も投票側(身内&被害者家族)の関係がまったく説明なくて、正直「おめぇ誰だよ」感満載。
ビンゴが進むにつれて、投票側が
「誰かを殺さなきゃならないなんて」
とか言い出したり
「誰か決められないなら、みんなで票を固めたら?ちな俺は〇番に入れた」
とか言うやつがいたり、あー、まあそうなるよねー。

なんとなくだらだらと見てたら、ラストのどんでん返し、途中でネタバレしてんの丸わかり。
そして予想した通りの結末。
あれ、観てて気づかない奴いなくね?
ちょっと勿体なかった気がするよ。
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