makotoyoshida

ひとつの歌のmakotoyoshidaのレビュー・感想・評価

ひとつの歌(2011年製作の映画)
3.8
この作品の最大の魅力であり発見はトウコ役の石坂友里さん。モデルさんみたいだと思ったらホントにファッションモデルなんだね!
監督より女優さん重視の僕としてはこんな魅力的な女優さんが出てなかったらこの映画は最後まで観れなかったと思う。だって主役の男は陰キャで今どきデカいカメラ(しかもなぜかポラロイドw)肩から下げててコソコソ隠し撮りしててキモいし。なのにこんな可愛い子とスクーター二人乗りで水族館デートとか羨ましすぎるけどありえないでしょ(本作最大の美しいシーンではあるけれど)。
個人的に本作の舞台である東村山とか西武新宿線国分寺線には甘酸っぱい思い出も多々あって懐かしく観れたし映画マニアが喜びそうな個性というか作家性wを感じる作品ではあるのだけれど、そもそも東村山のカメラ屋でこんなファッションモデルみたいな美女が店員してるわけなくて全然リアリティ感じない。そういうの作り手さんは不自然に思わないのだろうか?
ゴージャスなハリウッド映画が好きな僕にとってこういう妙におセンチで貧乏臭くてマイナーポエットな感じの映画は新鮮だったし前述のとおり石坂友里さんが綺麗なので個人的には面白かったんだけど客観的にはマニア向けだと思うし普通の友達には薦めにくいなあ暗いしね。
なお題名はイマイチ良くないと思うけどポスター(チラシ)はカッコいいから欲しいです!
makotoyoshida

makotoyoshida