nor

荒野の誓いのnorのレビュー・感想・評価

荒野の誓い(2017年製作の映画)
3.9
ベイルとティモシー・シャラメに惹かれて鑑賞。
インディアン戦争の知識はほぼない。
アパッチ、コマンチ、ジェローニモ。耳にしたことはあっても興味を覚えるに至らなかったのは、
昔みた西部劇映画の印象のせいかもしれない。

インディアンに関する映画のアプローチも、
アメリカらしく、随分変化してきたのだな。
それぞれの部族の違い、相手にも戦う理由があり、どちらの側からの視点も入っている点が、勝者であるにもかかわらず、日本側にも配慮した世界大戦映画が増えていることと同じく、よく描かれていた。そして、映像がとても美しい。
殺しあう人間達を超越したかのように印象的な背景の自然・森・夕陽。

ベイルなので、なんとなくバットマンブルースウェインな雰囲気だった(^_^;)
ベイルの選ぶ映画は昔から、対立する価値観の人の間で揺れる役柄が多いかも。
ベイル、デビューは太陽の帝国だったよね。
ある意味一貫してるなぁ。

良い映画だった。アメリカ原住民と白人系の映画、もっと見たくなった。
知らないこと、いっぱいある。
映画はありがたい👏👏
nor

nor