荒野の誓いの作品情報・感想・評価

「荒野の誓い」に投稿された感想・評価

然るべき語りの速度を知ったスコット・クーパー監督の名演出。クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイクら俳優陣の抑制された名演。マサノブ・タカヤナギのカメラ。憎しみに囚われた人々の旅路は現在を生きる僕らの姿でもある。映画ならではの遅くて、長い、豊潤な135分。
“多くを語らず”渋カッコいいクリスチャン・ベイルを堪能。
ラストシーンに惚れた。

ロザムンド・パイク、ベン・フォスター、(ブレイク前の)ティモシー・シャラメと豪華なのに地味!
なんせ“多くを語らせず”のスコット・クーパーが監督だから。GOOD JOB👍
DarcyAnam

DarcyAnamの感想・評価

2.7
面白くない。
どこかリアルさに欠ける。
変化していく心情にも説得力が無い。
主人公の大尉には白人的な正義の押し付けを強く感じてしまう。
ストーリーも何か中途半端なんだよ。
どこを見ても地獄しかなくてつらい。
インディアン戦争に勝った?な人たちも遠く離れた居留地に行かされたインディアンもそして自分たちの土地にどう言う形であれ帰れた人も今そこに住む人たちもどう見ても今の感覚では辛みしかない。この時代怖い。
そしてハッピーエンドっぽい感じで終わってるけどトラウマ抱えた元軍人と家族を殺された女とどう見てもインディアンの血を引いてる子供ってこれから幸せになれる気配がない。辛い。
二回と観たくない映画だ。



2019/09/19 ミッドランドスクエアシネマ
犬

犬の感想・評価

3.5
野蛮人

1892年、アメリカのニューメキシコ州
インディアン戦争の英雄で、現在は看守を務めるジョーは、かつて宿敵関係にあったシャイアン族の酋長イエロー・ホークとその家族を護送する任務に就く
その道中でコマンチ族の虐殺によって家族を失った過去を持つロザリーと出会い、彼女も旅に加わることとなる
一行はなんとか厳しい辺境地を乗り越えたが、ある地点で互いの協力なしでは生きていけない危機的な状況に陥ってしまう

クリスチャン・ベイルとスコット・クーパー監督による西部劇

土地

馬と人の命の奪い合い
恐ろしいことしてますね

精神が崩壊
それぞれのドラマが見応えあります

雰囲気

クリスチャン・ベイルの後ろ姿が良い
ロザムンド・パイクの演技が印象的でした
ずん

ずんの感想・評価

3.9
濃密な映画でした

冒頭の先住民族による惨殺シーンは、その地で生きる厳しさと怒りを感じた
一瞬で奪われる幸せな日常

緊張感漂う中、様々な思いを抱えて旅に出る
憎しみも、少しの優しさでやがて姿を変える

ウインドリバーとレヴェナントもまた観たくなる一作
papapaisen

papapaisenの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アメリカが歴史の大罪を認める映画ってあんまりないから、この作品は珍しいかも。
なんか殺し殺されでお互い悪かったみたいな言い方で違和感はあるけど、少しでも罪を求めてるから反省に一歩前進。

正直、先住民との争いは完全に侵略したアメリカ人が悪い。勝手に人ん家入ってきてお前らでてけ、今日からここは俺ん家だとかほざいて自由の国とか笑えない。その自由は人の自由を奪った上で成り立っとんや。終盤に出てきたクズ親子はマジでその害悪の典型で、むちゃくちゃ胸糞。

正しいことだと信じて先住民を侵略してきた人たちは完全におかしくなってて、こんな時代からPTSDってあってんなぁと。人の命を奪うことなんてやっぱ普通ちゃうで。そらおかしくなるわ。

有名キャストがサクサク死んでく。
クリスチャンベールの映画全体を通しての心境の変化、ロザムンドパイクの愛する家族を一度にすべて失った人の演技が激うまやった。
ぽち

ぽちの感想・評価

3.0
西部劇の形は取っているが、PTSDや近代の戦争に対するメタファーやメインの「異質への理解」と奥の深いテーマが並ぶ作品、なのだが・・・・なぜか心に響かない。

ベイルを始め出演者の演技は良いし演出や映像も落ち着いていて魅力がある。なのに響かないし物足りない。

観終わっても原因が分からずしばらく考えてみたが、どうもリアリティの無さではないかと思う。
多数の友人を目の前で殺された怒り。
家族皆殺しの憎しみ。
これを本当に許せるのかと思ってしまった。
たった数週間一緒に旅をしただけで許せるの?と。

映画的には憎しみと理解のギャップが大きいほど感動作になると思ったのだろうが、この設定は限度を超えている。

個人的には、イエロー・ホークと理解し合えた後に癌で亡くなるのではなく、居住地で襲ってきた白人4人と死闘中に、戦うイエロー・ホークの姿を見たブロッカー大尉が友人を殺されたことをフラッシュバックし、戦いが終わったあとにイエロー・ホークと家族を射殺。はっと我に返るが・・・・

女性の後を追ってハッピーエンドとか甘くするのではなく、復讐の連鎖や逃れられない憎しみの愚かさを観ている者に突きつけて欲しかった。
かつての敵を居留地まで送る任務につく。

クリスチャン・ベール最高にいい!
かわせ

かわせの感想・評価

3.0
雰囲気は良かったし、白人とインディアンとの絆のようなものの目覚めも感じられたけど、どことなくストーリーの起伏が少なかったように感じた。
出てくる人の演技力は十分だと思う。
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