ヴィンセントギャロ監督&主演。
カルト的な人気作品なので、
デヴィットリンチ監督作と同じく観るの怖かったが、やはり警戒していた通り。
ぶっ飛んでることばかりで
挙げたらキリがない。
灰色中心の色彩、固定カメラ多用、ピンボケ、急に始まるタップダンス、あとなんて言ったら良いか分からんけど、その他複数。
オシャレってか、ただ単に変な映画だなって思った程度。
芸術的なのか…?
俺には芸術的感性なんてないし、よう分からん。
基本的にラブストーリーなのだが、
これがまた感情移入できるもんじゃない。
愛を知らずに育った粗暴で自己中な主人公と、なんか知らんけど拉致られたのにそんな主人公に恋をする天使クリスティーナリッチ。
クリスティーナリッチは可愛かったよ。
キレッキレの美人ばかりのハリウッドスターの中で、あの童顔とムチムチボディの愛らしさよ。
ただ、心理描写がほんっとに分からん!
「えっ、どこから惚れ始めたの?きっかけどこなの?」って。
ただ、ラスト5分で気持ち良く終わらせやがったのがまた腹立つ笑
そこまで、自分のことで頭いっぱい・他人なんてクソ食らえだったのが、
有頂天に「恋人の元に帰るぜヤッフィ☆」ってw
まず、出てくる人物全員の感性がアブノーマル過ぎて、すべての言動・心理動向がアブノーマルで、もはや何も共感できず。
愛を受けずに育ったら、人ってこう反応するのかなって、引き気味に見てました。
ミッキーロークが、賭博の胴元役で出ててかっこよかった。