女の子が男の子を救う話。を、男の子が作ったという事が素晴らしい。
彼のその脆くかけがえのない優しさを見ていると胸が苦しくなる。怒鳴ってしまうのは彼がとても繊細な世界を持っているから、守るためなのだ。自分から傷付きにいってしまう。やまない自傷行為、悲しい。
好きなシーンはいくつもあって、例えば脅し途中にトイレに行くようなゆるゆるな所もそうだけど、汚れたシーツに座るなと注意して綺麗なところに誘導するシーンは良かった。根底では、人を信じる優しい人なのだ。
クズな奴、と一掃することは簡単だけれど、その人の本質を見極めて愛せたらどれだけいいだろう。ビリーはレイラと出会えて良かったね。変でも友達がいて良かったね。
大好きな映画です。