ぺこ

バッファロー’66のぺこのレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
4.3
歪な形の愛情純情ラブストーリー!
イメージしていた内容とは違って意表をつかれました。

・まずはとにかくレイラ役のクリスティナ・リッチがめちゃめちゃ可愛い!つやつやのブロンド、青いシャドウにくっきりつり眉。ムチムチボディがたまらない!

・冒頭から誘拐され、外見的にも気の強い女の子なのかな~と思ったけど、主人公に対する愛情がミューズ。
・反対に、主人公ビリーは気性が荒く横暴なのに臆病でメンタルズタボロだったり全てが不器用なダメダメっぷりがいい。ヴィンセントのスタイルがカッコイイのなんの。バランス最高!

・レイラ視点の描写が特別あるというわけではなかった故に、途中なんでそこまでしてあげられるんだこんな男にー!って思う所もあったけど、そこが魅力の一つでもある。 ビリーも可愛いな畜生!ってつい思っちゃうシーンもあるので悔しかった。笑(洋画のダメンズってなんでこんなにイカしてるんだろう…)

・タップダンス、二人で証明写真を撮るシーン、ファミレス、モーテル、可愛いを味わう所がいっぱいだった。純粋に、「いいなぁ、好きだなぁ」と思える映像が詰め込まれていました。
・ラストの♡型クッキーのシーンは、ぐわーーーっと幸せな気持ちになって、なんでか涙が出てしまう。だいすき!愛おしい。ワンシーンでここまで感動出来るのって凄いなぁ。
・店員のおじいちゃんとのやり取りも素晴らしかった!

・面白い演出やカメラワークがとても魅力的で、冒頭のシーンなど特に好きでした。(アートとしても楽しめたので大満足!)
ヴィンセント・ギャロという人物がとても気になりました。
・あとはYesの曲の使い方がイイ!

・昨年鑑賞したんですがもっと早く観ておけば良かったなぁと思う一本でした。
寒い季節にココアを飲みながらもう一回!
・そして邦題のキャッチコピーがズルイ!最高です。
ぺこ

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