映画館で観れて良かったと思えた。
まさに「劇場で観る映画」と断言していい。
まず最初に、PERFECT BLUEが終わりかけの時からこの映画の構想に入ってたと話を聞くので今敏監督の凄さを改めて感じる映画だと思う。
映画の内容は一言でまとめると恋の話なので、よく1時間半も持たせられるなと驚きを覚える。
バトル物の様な派手な絵作りは少ないが、今敏監督が得意とする現実と虚構が交互になる演出で全然飽きが来ない。
最初に言った「劇場で観る映画」というのは、その映画の内容が凄く”引き込まれる“ように制作されているところにある。大画面、音響、暗い空間、映画館でのルールが合わさる事でその”引き込み“は完成すると私は考える。
（というか多分映画監督はみんなその要素全て考えて作ってるから、映画は映画館で観るべき）
今回の映画が特に劇場だから良い理由は、映画の内容と全身で観る体験にあると思う。
内容はネタバレになるので言わないが、現実と過去が混じり合う演出と、キャラクターの動きや感情が良くつい感情移入してしまう。
それにプラス大画面なので、感情だけでなく全身が持っていかれる感覚になるのだ。
平沢進の音楽も最高だった…。
本当にいい映画。アニメーション特有の細かな動きにも注目して欲しい。
そして、ヒロイン千代子さんがとにかく可愛い！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！観ろ！！！！！！！！！！！
