千年女優の作品情報・感想・評価

「千年女優」に投稿された感想・評価

カカオ

カカオの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

千代子は亡き人を求め続ける一人の女優千代子(自分)が好きだった。死してなお亡き人を追い求め続けようとする千代子は必然的に亡き人を求め続ける一人の女優千代子(自分)を演じ続けることとなる。ラストのセリフからはもはや亡き人と会うことは千代子が千代子(自分)という役を演じるための手段となっていることが推察される。千代子は千代子(自分)という役を死してなお演じ続けることで『千年女優』であり続けるのだと言いたいのだろうと推察する。
パーフェクトブルーの時と比べると、説明口調になっているのが個人的に残念

アニメでしかできない、時代を超える演出も、女優という要素があるだけに

その設定一つで、こじんまりしたものに見えてしまうのは自分だけだろうか?

女優要素がなければ時をかける少女の進化版みたいな作品になったのに…

個人的な好みとしては、アニメーションだからできる表現方法に理由をつけて欲しくなかった。

とは言っても、物語は、よく出来ているし、チヨ子の生き方も好き

今敏の作品の中で一番主人公が可愛い
junjun

junjunの感想・評価

3.8
音楽かなり好きでした〜。

観終えた段階では、作品の内容が表している本当の意味とかは分かりませんでした。

ネットの解説を見て『は〜、成る程...練られてるなぁ.....』と思うと同時に、理解力のなさに絶望しました(・ω・)

まあでも分からないなりにも楽しめたから別に良し!という事にしておきます笑
シオ

シオの感想・評価

5.0
千年かけても会いたい人がいる
その愛は狂気にも似ている

だったかなんだか
そのワードがもうゾワゾワきた。

今敏すき
akihiko810

akihiko810の感想・評価

3.9
十年ぶりに再視聴。
女優、藤原千代子。戦後から昭和の銀幕を席巻した大スター。ところがある事件を機に姿を消し、ほぼ一切の社交を断って、いずこかで隠居暮らしをしているという…。彼女は一人の男を追っていたことを話し始め、しだいに過去と今が混ざり始める。  今敏らしい「場面の転換」演出に溢れる作品。「今作品を見る」ならまずはこの作品からだろうという出来。一方脚本は、若干弱い感じがした。千代子の最後の台詞「だって追いかけている私が好きなんだもの」はいらなかった
AKAI

AKAIの感想・評価

3.9
片想いを続ける女優の一生を、その女優が演じてきた役柄をベースに描いていく作品。場面や時代がコロコロ変化するが、片想いという芯は一貫して変わらず、場面は変わりつつも飽きずに観ることができた。後半は真相が明らかになりそうな描写が、なお一層目を離させない感じがあった。ラストにおける千代子の一言は、女というか、女優ならではというか、人間そのものの深層じゃないかな〜と思った。エンドロールの音楽はとても良かった。男性より女性が見たほうが感情移入できそうな作品かなと感じた。ジブリ系のアニメ映画しかほとんど観なかった自分にとっては新鮮だった。今敏監督の他の作品も観ようと思った。
M太郎

M太郎の感想・評価

4.0
虚構と現実の中を駆け抜けた一人の女性を追うドキュメンタリー風アニメと言えるのではないでしょうか。今敏感炸裂の話回しは流石の楽しさ。全部嘘、なアニメの強みが存分に活かされているのでは。特にクライマックスの疾走は独特の爽快感。


兎にも角にも藤原千代子というキャラクターの魅力が大きく、彼女の七変化を見ているだけで大変楽しい映画。千代子さん可憐だ…!
コメディリリーフ立花源也の存在も楽しいし、エンタメ度は高いのでは。

モチーフは『パーフェクトブルー』と同じくアイドルとか幻想を共有するという事かな。前作と違って今作はその陽の部分が大きく出ている気がします。千代子も源也も手の届かない幻想を追いかけてるけど、それは全然危うい事じゃないよね、というテイストが心地いい。
世界観と世界観をぶつけても喧嘩しないしぬるぬるとんとんとストーリーは進んでいるのに、メインテーマは真っ直ぐなままずっと変わらなくて、最高中の最高でした!音楽も映像も脚本もフィルターも絵のうまさも今敏氏らしかった。とても17年前の映画とは思えない。R.I.P
syakepon

syakeponの感想・評価

5.0
この映画は僕の心の柔らかい場所を今でも締め付ける。今敏で1番好き
パプリカと同じくらい楽しめます こちらは過去と演技の境界が曖昧になっている
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