千年女優の作品情報・感想・評価

「千年女優」に投稿された感想・評価

外界との接触を一切断ち隠居する大女優。千代子の好きな蓮の花を社名にするほどのファンである立花。撮影所解体によりドキュメンタリー作成、大女優が沈黙を破り語りだす。
人物や設定が非常に興味深く描かれていて作品の世界に引き込まれる。音楽、色使い、テンポもすばらしい。ラストのセリフで十人十色、様々な作品に仕上がる、傑作!
蓮華

蓮華の感想・評価

3.8
壮大な音楽に乗って1人の女性の人生が目まぐるしく過ぎていく。
シーン展開はまさに神業。
にぼし

にぼしの感想・評価

3.3
回想シーンに現在のキャラが登場する独特の演出は面白いと思いましたが
ストーリー的には平坦かなぁ、、、
(2002年、日本)(2015/12/30DVDで視聴)物語自体が入れ子構造になっていて、面白い構成だと思った。セリフが続いたまま、別の映画に綺麗につながるという演出も独特の味がある。終わりのセリフなど、1回観ただけではわからない部分も多く、作品の感想や解説を観るのが楽しかった。それらを踏まえて、いつかもう一度観直してみたいです。
最後の一言で全部ぶっ飛んだ。
え、えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
こんな怖い話があってたまるか!
演技を続けているうちに思い出フィルターに化粧を重ねすぎてしまったのかしら。
もう本当の記憶はないけれど、素敵な思い出だった、その感覚に縋っていった結末なのかしら。
しかして、最後のセリフ聞いてから話を思い返してみればそれまでの行動もなんか分かる。いつまでも見えなかった男の顔とか、なんだ結局男なんかほとんどどうでも良くて自分に酔いしれるためのガソリン程度でしかなかったのかと。
これぞ女の性なのか、女優魂なのか。はて?

今敏監督作品、人がとても美しくて魅力的なのだけれど同時に必ずグロテスクな人も出てきて、しかもそれが同一人物だったりするからすごく、今敏絵を見るとウッとなる。だから作品鑑賞中どんな美しいものを見ても心のざわめきが止まらない。好きです。
くま

くまの感想・評価

4.2
唯一度の邂逅を胸に、憧れの人を追いかけ続けた女性の話
すべての女性は女性という概念を演じているんだから、凡ての女性は女優なんだと思う
恋はもはや、一人の男性という実存をこえて、恋のための恋になった
それこそ純粋な恋なんじゃないかな
mephitic

mephiticの感想・評価

3.5
恋に恋するって
あんまり綺麗なもんじゃない
どっちかって言うと醜い気がする

音から時間の軸のずれから
やっぱりそこは良い
y代官

y代官の感想・評価

3.8
クオリティが高いのはわかる。けど、そもそも自分自身、今敏監督が苦手なのかも。
一方で、ラストの台詞についての解釈の違いだったり、レビューでの「フェミニズム」というワードの出現を見て、こんなに考察されてる映画も少ないな、愛されてるんだなと。
そう思いつつ、自分もなんだかんだ今敏の映画について考えちゃってるなと思った。(たしかに女性目線でこれ見ると面白いかも、男性目線でちよこさんかわいいなとか思ってただけだったし)
今敏監督の作品は苦手だけど、質が高いてのはわかっちゃってるから、また違う作品も見ちゃうと思う。
u

uの感想・評価

4.2
ヌルッと回想シーンに入る演出が、次第に虚構と現実の境界があやふやにしてるのがこの映画のミソ。

ラストの台詞の破壊力。
これ男性が描いたというのがまず凄い。

これは真の意味でフェミな映画だと思う。
彼女はだって、想像の中の彼のために演じて生き抜いた。
最後の台詞通り、彼女は彼が実際にいなくても生きていける女性なのだ。
生身の男など不要で、想像の中の理想の貴方のために生きていける。
極論すると男なんてイラネって言っちゃてるんですよ、だから意味がわからなくても男性は見たら不愉快になるだろうなー
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