あらすじ
急速な核開発による危険性を訴える博士
そこで行き成り「人類の希望は地底にある!!!」とか言い出して『地球空洞説』を持ち出してその後色々あって「地底戦車サイクロトラム」が
完成するって話です

洞窟のシーンではハラハラドキドキしますし、観てる人が最後の最後まで飽きないように創られているのは良かったです。
1時間ちょいと短めなので暇つぶしにはオススメです。

探究心とエスケーピズム

1950年代、アメリカ人も感じていた原水爆への恐怖を映画を通して追体験できる。

で、放射能から逃れるため、地底深くにあるという未知の空間を探しに行きましょうとなる。普通に考えたら地底空間には光源がないので真っ暗闇になるはずなのに明るいし、割とサクサクと人体に無害な水なり空気なりが見つかってしまうので話の展開はとても都合が良いのだけど、ずっと地下にいると精神的に参ってくるとか、財宝が見つかったけど粉々になるので地上に持ち帰れないとか、そういう細かい設定がよかった。

メカデザインはシンプルながら、ギミックは後のモゲラや轟天号への影響があると思われる。

各シーンの終わりが音楽ごと頻繁に切れていたけど、カットされていたんだろうか。